- プライベートや家族との時間を確保したいのに毎日定時で帰れない・・・
- 残業が当たり前になっていて心身ともにヘトヘト
- 残業せずに帰る方法を教えて!
毎日の長時間の残業でストレスや疲労を抱えている人は多いです。
しかし「現状は変えられない」と諦めて、多くの方が我慢しています。
私が入社した会社は、残業や休日出勤は当たり前という文化の会社でした。20代の頃は毎月100時間以上の残業が常態化。プライベートや家族との時間を確保するために色々な対策を練り、現在の残業時間は月に10時間以内に収まっています。
この記事では定時退社する9つの方法と、残業をしないことで得られるメリットについて解説。
この記事を読めば「毎日のつらい残業がなくなり」仕事とプライベートが両立し、充実した毎日を過ごせるようになります。
今は自分次第で定時退社ができる時代になりました!
今の時代は残業しないのが当たり前
残業が当たり前という考え方はもはや古いものとなり、今は効率的に働き定時で帰宅することが重視されています。
残業が当たり前とされる職場環境にいると、残業することが常識となってしまいがちです。「定時」という言葉の本来の意味は「仕事はこの時間まで」と定められた時間を指します。
しかし、残業をしないと会社や上司からの評価を心配をされる方もいるでしょう。
内閣府の調査によると、多くの企業では「残業や休日出勤をせず、時間内に仕事を終えて帰宅すること」が人事評価に影響しないとされています。残業をしないことで評価が下がるというのは誤った認識であり、効率的に働くことがむしろ評価されています。
参考:ワーク・ライフ・バランスに関する個人・企業調査(内閣府)
重要なのは自分の健康とプライベートの時間を守り、効率的に働くことです。
残業を減らし定時退社を実現することで、仕事とプライベートのバランスがとれた充実した生活を送れるようになります。
私も「残業するのが当たり前」だと勝手に思い込んでました!
定時で帰れない原因
定時で帰れない原因は多岐にわたります。
- 職務を超えた責任感を持ってしまっている
- 残業するのが当たり前という社内文化がある
- 残業をしている人を評価する管理職がいる
- 上司が遅くまで残っている
- 人手不足で仕事量が多い
社員にとってストレスとなっている残業について解説します。
職務を超えた責任感を持ってしまっている
定時退社できない一因として「責任感を持ちすぎてる」ことが挙げられます。
多くの人が、自分が定時で帰ることで周囲に迷惑をかけると感じ、無理に残業をしています。
しかし、社員が定時で帰れない状況は経営者の責任であり、個々の従業員が負うべきではありません。長時間労働は組織の問題であり、個人の能力や姿勢だけで解決できるものではないのです。
自分のライフスタイルに合った働き方を見つけるためには、職場環境を見直すことも重要です。
私も「部署全員の仕事が終わるまで」と無理に残業してしまっていました!
残業するのが当たり前という社内文化がある
残業するのが当たり前という社内文化は、残業をしている多くの会社員にとって悩みのタネです。
定時で帰ろうとしても、周りがまだ働いていると帰りにくい雰囲気があるでしょう。日本人は調和を重んじる傾向があるため、周囲と異なる行動を取ることに抵抗を感じます。
「帰りにくい空気」の職場では、業務をどれだけ効率化しても定時で帰る難易度があがります。
大切なのはチーム内で「定時帰宅」の価値観を共有し、プライベートの時間を大切にする文化を育むことです。
みんなが定時で帰ることが当たり前になれば、仕事もプライベートも充実したものになります。
私も入社した頃、社員全員が残業しており、とても定時で帰れる雰囲気ではありませんでした!
残業をしている人を評価する管理職がいる
残業している人を評価する管理職がいると、定時で帰るのが難しくなります。
組織内の業務量や予算が残業ありきで組まれている場合も多く、上司は組織の実績が減ることを恐れています。
上司によっては残業を「やる気」と捉えている場合、周囲からの評判や上司の評価が下がることもありえるでしょう。
しかし、残業を「やる気」の象徴と捉える文化は、非効率な働き方を許容する古い考え方です。現代は効率的に働き、定時で帰宅することが重視されています。
評価よりも自分の時間を大切にすることで、後悔のない人生を送れるでしょう。
残業をしないと評価されない会社は。早い段階で見切りをつけて転職するのがおすすめです!
上司が遅くまで残っている
上司が遅くまで残ると「帰りにくい空気」を作り出し、社員たちも帰りにくくなってしまいます。
上司が遅くまで残る理由は、業務が多くて終わらない、会社にしか居場所がないなどでしょう。休日でも無意味に会社に来る上司もいるほどです。
遅くまで残っている上司の存在は、職場の雰囲気に悪影響を及ぼし、社員の働き方やメンタルにも影響を与えます。
私は、上司に飲み会の場で直接伝えて改善できましたよ!
人手不足で仕事量が多い
人手不足で仕事量が多いと、定時で帰ることが難しくなります。
仕事が多すぎると「やってもやっても終わらない」という状態に陥りがちです。
私自身、過去に残業150時間を経験したことがあり、毎日が終わりなき戦いでした。残業が多い職場は、働き手の数が足りていないことが多いです。
会社側はコストを節約するため、最小限の人数で業務を回そうとします。特に中小企業では、ワンマン社長のもとで、残業代を出さないような問題が起こりやすいです。
残業ありきの経営は、会社にとっても末期症状と言えるかもしれません。
- 上司や経営者に業務量についての実情を伝える
- 上司や経営者に人材が足りていないことを伝える
- 一人当たりの業務量を減らして欲しいと伝える
上記が対策になりますが、言っても変わらない状態の会社であれば転職も考えるべきです。
自分の時間と健康を守るために、行動していきましょう!
【経験者が解説】定時退社する具体的な方法9選
毎日の残業から解放され、定時で帰宅するための9つの方法を紹介します。
- 定時で帰るキャラクターを社内で確立させる
- 会社にカバンを持っていかない
- 常にデスクの上を片付けておく
- 子どものお迎えの担当になる
- 外出の予定は夕方に入れて直帰する
- 残業が無い部署に異動する
- 仕事の途中でも定時になったら中断する
- 何かをしながらそのまま帰る
- 残業の文化が無い会社へ転職を検討する
上記の施策を組み合わせることで、さらに効果を発揮しますよ!
定時で帰るキャラクターを社内で確立させる
「定時で帰る人」というキャラクターを社内で確立すると、定時退社が簡単になります。
キャラクターを作るためには、行動を少しずつ変えていくことが大切です。
- 「定時で帰る」意思表示をしっかり行う
- 余計な仕事は断る
- 行きたく無い飲み会は断るようにする
上記を行うと、徐々に「定時退社する人」というイメージが社内に定着します。余計な仕事を引き受けず、断る回数を増やしていきましょう。
キャラクターが定着すれば、周囲もあなたが定時で帰ることに対して何も言わなくなるでしょう。効果的にキャラクターを築くためには、残業を断ることを日常化し、自分を演出することが重要です。
必ず定時に上がる先輩社員、1人は会社にいますよね?あのキャラクターさえ確立してしまえば残業問題は解決できますね!
会社にカバンを持っていかない
「会社にカバンを持っていかない」というのは意外と残業しない対策になります。
職場で「あの人が帰る」と気づかれる一因は、鞄を持って退社することです。荷物を最小限にし、着替えが必要ならロッカーに鞄を置いておくのも一つの方法です。
周囲が忙しく仕事をしていても、鞄を持っていないため「帰るサイン」が出にくくなります。「ちょっと外に出る」という感じで帰れるため、退社時のストレスが軽減されるでしょう。
人は意外と周りが見えていないので、カバンを持っていなければ帰っているとは思われないです。
私も会社には手ぶらで出勤して、気づいたら会社にいなかった感じに毎日なってますよ!
常にデスクの上を片付けておく
定時退社をスムーズに行うためには、デスクの上を常に片付けておくことも有効です。
退社の準備としてパソコンを落としたり、鞄に荷物を積んだりする動作は他の人に「帰る」と悟られる要因になります。
定時退社が難しい職場では片付けの行動が周囲の目に留まり、退社しにくい雰囲気を作ってしまいます。
- パソコンはタイマーで自動的に落とすように設定
- 机の上はいつも片付けておく
- 荷物は事前に鞄に入れておく
席を立つときにすぐに退社できるようになり、悟られずに帰れます。
日頃からデスクを片付けておけば違和感がなくなりますよ!
子どものお迎えの担当になる
「子どものお迎え担当になること」は、職場での残業を減らすための正当な理由となります。
- 保育園のお迎え
- 学童クラブのお迎え
- 塾やスイミングなどの習い事のお迎え
送り迎えの時間に間に合うように帰る必要があるため、定時退社の動機となります。家族の都合は多くの人に共感されるため、職場での理解を得やすく残業を断りやすくなるでしょう。
職場の同僚や上司に対して事前にしっかりと説明し、理解を得ることが大切です。
定時に帰りつつ、家族との時間も確保できるので一石二鳥ですね!
外出の予定は夕方に入れて直帰する
「外出の予定は夕方に入れて直帰する」方法も残業対策になります。
営業職なら外での仕事を終えた後、事務所に戻らず直接帰宅できます。
直帰に慣れていない場合は、不安になるかもしれませんが、実際には人は他人の動向をそこまで気にしていません。
特に忙しい職場では、事務所の外にいるあなたに気づかないことが多いです。自信を持って定時退社しましょう。
私も重要な外出の仕事は夕方前に入れてますよ!
残業が少ない部署に異動する
残業が少ない部署への異動は、定時退社の効果的な手段です。
同じ会社内でも部署が変われば仕事の環境や文化、働き方も変わります。部署によって残業の多さは大きく異なるでしょう。
異動を希望する際には上司や人事部とのコミュニケーションが重要です。
自分の希望をしっかりと伝え理解を得ましょう。異動先での新たな職務に対して前向きな姿勢を見せることも大切です。
会社全体を見回して、残業が少ない部署を探してみましょう!
仕事の途中でも定時になったら中断する
定時退社するためには、定時になったら仕事の途中であっても帰宅するようにしましょう。
仕事が終わったら帰るのではなく、時間が来たら帰るようにします。
初めは周囲の目が気になるかもしれませんが、回数を重ねるごとに慣れ、周囲も当たり前と受け入れ始めます。
時間になったら帰るというシンプルな行動が大切です。
残業で人生を消耗するよりも、自分の時間を大切にする勇気を持ちましょう。
「時間になったら必ず帰る」シンプルかつ最強の方法です!最初は抵抗があると思うので、週に1回から始めてみましょう!
何かをしながらそのまま帰る
「何かをしながらそのまま帰る」というテクニックは定時退社に有効です。
ながら帰宅は周囲に帰ったことが伝わらないまま帰宅ができます。
- 電話に出るふりをして帰宅
- コンビニに行くふりをして帰宅
- 煙草を吸いに行くふりをして帰宅
上記で紹介した「会社にカバンを持っていかない」「常にデスクの上を片付けておく」と組み合わせると効果は絶大ですね!
残業の文化が無い会社へ転職を検討する
残業問題を解決する最大の方法が「残業の文化がない会社への転職」です。
転職を検討することで、完全なノー残業の職場や年収が大幅に上がる環境に出会えるかもしれません。また、完全リモートやフレックスタイム制の職場も増えています。
実際に転職をするかどうかは別として、転職活動を始めるだけで、現在の働き方に変化が生まれることもあります。
転職活動は気軽に始めることができ、転職エージェントを利用すれば時間もそこまでかかりません。転職活動自体にはリスクはなく、気に入る職場が見つからなければ現職に留まることもできます。
「いざとなれば転職すればいい」という考えは、精神的なストレスを大きく軽減するでしょう。
残業で消耗する人生を変えるために、転職活動を始めてみるのは良い選択と言えます。
残業をしない会社は世の中にたくさんあります!転職エージェントなどにまずは相談してみましょう!
定時退社をすると得られるメリット5選
定時退社のメリットを解説します。
- 家族との時間を大切にできる
- プライベートが充実する
- 副業の時間が確保できる
- 心身が健康になる
- 仕事の生産性と評価が上がる
残業をやめるとメリットしかないですね!
家族との時間を大切にできる
定時退社をすると家族との時間を増やせます。
私も深夜までの残業が日常だったとき、家族との時間はほとんどなく、会話の時間さえままならない日々でした。しかし、定時で帰れるようになると、家庭生活が一変。
夕食を家族と一緒に食べ、子供たちの学校や保育園での出来事を聞く時間が増えました。お風呂や寝る前のひととき、家族と過ごすことができ、週末の予定を一緒に考えることもできます。
日常の小さな幸せが家庭の絆を深め、生活に彩りを与えるでしょう。
定時退社は、仕事だけでなくプライベートの充実にもつながり、家族との関係をより豊かなものにします。
家族と過ごす時間を増やすことは、仕事の効率化だけでなく、心の充実にも直結しますよ!
プライベートが充実する
定時退社することで、プライベートの時間が増えます。たとえば18時に退社すると、夜の自由時間は約6時間も確保できます。
- 家族との食事
- 映画鑑賞
- 買い物趣味の時間
- スポーツジム
- 副業
上記のように、さまざまな活動を毎日楽しめるでしょう。
私の場合17時過ぎには退社するようにしており、以前より3時間の余裕が生まれました。
この時間を活用して、読書、ジム通い、スポーツなど自分の好きなことに時間を使っています。家でリラックスする時間も十分に確保できるようになりました。
定時退社は仕事が早く終わるだけでなく、日々の生活にメリハリをもたらし、より充実した日々を送ることができるようになります!
副業の時間が確保できる
定時退社すると副業やスキルアップの時間が確保できます。
定時に退社すれば、夜の時間を自分のスキル向上や副業に充てられます。
副業が成功できるかの1番のポイントは「時間を確保できるか」です。Webサイト制作やプログラミング言語の習得など、副業の幅は広がっていますが、誰もが時間の壁にぶつかります。
副業をしたくても時間が確保できずに諦めていく人はたくさんいます。
最近だと、YouTubeやブログ&アフィリエイト、セールスライティングなど、長期的に収益を生み出せるスキルも人気です。
副業が禁止されている会社でも、自己啓発のための時間を作りましょう。自分のスキルを磨き、将来的には独立する力を身に付けることもできます。
定時退社で得た時間を自己投資に使い、充実したキャリアを築きましょう!
心身が健康になる
定時退社を実現すると心身の健康が向上します。
退社後にスーパーに立ち寄り、自宅での自炊を楽しむ余裕が生まれるでしょう。ゆっくりお風呂に入り、十分な睡眠を取ることもでき身体的な疲労回復に役立ちます。
定時退社は翌日の体調を整えることに役立ち、体調管理がしやすくなることで、仕事のパフォーマンスも向上します。
定時退社は単なる時間管理以上の価値があり、心身の健康を維持し、日々の生活の質を高めるために重要です。
私自身も定時退社を心掛けており、毎日一定のリズムで生活することで、体調を万全に保っています!
仕事の生産性と評価が上がる
定時退社は、仕事の生産性と評価の向上をもたらします。定時で帰ることを目指すと、仕事への取り組み方が変わります。
「今日も定時に帰って、大切な人との時間を楽しむんだ」という前向きな気持ちで仕事に臨むことができ、自然と効率的な仕事の進め方を身につけるようになるでしょう。
残業を前提にした働き方は、やる気を削ぎ生産性の低下を招きます。しかし、効率的に仕事を進め、定時で帰ることができれば、メリハリのある働き方が実現できます。
労働時間の長さと仕事の成果は必ずしも比例しません。短い時間で集中して仕事を行うことが、高い生産性に繋がります。
定時退社は、仕事へのモチベーションが上がり、成果を出しやすくなります。
定時退社は仕事の成果を高め、評価を上げるための重要なステップですよ!
定時退社のよくある質問
【まとめ】残業をやめれば毎日が楽しくなる
この記事ではサラリーマンが定時で帰れない原因と、定時退社するための具体的な方法を経験者が解説してきました。
残業が日常化しているサラリーマンにとって、定時で帰宅することは夢のような話かもしれませんが、実現する方法はいくつかあります。
- 職務を超えた責任感を持ってしまっている
- 残業するのが当たり前という社内文化がある
- 残業をしている人を評価する管理職がいる
- 上司が遅くまで残っている
- 人手不足で仕事量が多い
- 定時で帰るキャラクターを社内で確立させる
- 会社にカバンを持っていかない
- 常にデスクの上を片付けておく
- 子どものお迎えの担当になる
- 外出の予定は夕方に入れて直帰する
- 残業が無い部署に異動する
- 仕事の途中でも定時になったら中断する
- 何かをしながらそのまま帰る
- 残業の文化が無い会社へ転職を検討する
定時退社を実現するためには、自身の働き方を見直し、効率的に業務を進める工夫をすることが重要です。仕事とプライベートのバランスを取り、充実した日々を送りましょう。
勇気を持って定時退社をすることで、自分や家族の時間や、自己啓発の時間を確保できます。自分自身にとっての本当の幸せは何なのか?周りの同僚の空気に合わせて残業をして、大事な時間を失ってもいいのか、改めて考えてみましょう
残業が当たり前になっている人は、この記事で紹介した対策を行ってみてくださいね!